求められる特定行為ができる看護師像を実現します
琉球大学病院 病院長 大屋 祐輔
看護師の特定行為に関するプログラムを実施させていただきます。ただ、行為ができるだけでなく、適切に状況を把握・分析し、必要な行為を医師と連携して実施できる看護師の育成を目指したいと思います。琉球大学病院は、沖縄唯一の医育育成機関である琉球大学の附属病院として有する教育のノウハウを生かし、また、シミュレーションセンターを有効活用した効率のよい、また、受講者の皆様にとって履修しやすいカリキュラムを作っております。ぜひ、このプログラムに参加いただき、沖縄の医療の未来のためにぜひ一緒に取り組んでみませんか。
臨床実践力の高いジェネラリスト看護師の育成
看護部長 眞榮城 智子
離島の多い沖縄県では、急性期医療から在宅医療において看護師の役割拡大と活躍が期待されています。当院の特定行為研修では、医学的根拠に基づいた臨床推論やフィジカルアセスメント等を学び、7区分14行為の特定行為を働きながら修得することができます。
看護の視点に加え、医療の視点で患者の状態を理解し、専門的な知識と技能の特定行為を修得することで、タイムリーにケアを提供することが可能となります。
今後、益々高度・複雑化する医療において、生活者である患者の状態を、看護・医療の側面から見極める力を持つ実践力の高い看護師が、一人でも多く育ち活躍することを期待しています。